2007年6月4日月曜日

GoogleカレンダーとOutlookの同期(gSyncit)

Googleが出す出すと
いいながら
なかなか出さないのでサードパーティ製の同期ソフトがどんどん出てきました。

個人的には、Palmと連携がとりたかったのですが、Palmと直接同期できるものは少なく、またできても日本語が化けるので、Outlook経由の同期を選択しました。まぁ、会社でもOutlook使っているので、どっちみちOutlookとの同期は必要だし、Outlookと同期してればいろいろ応用が利くしね・・・

で、いろいろ試しましたよ・・・えぇ、とりあえず私の理想は・・・

・できればフリー
・マルチカレンダー対応でOutlookのカテゴリと対応付け可能
・双方向同期
・Google Apps対応

これなんですが、なかなかない。。。一番多いのはマルチカレンダーに対応する場合はシェアウェア版を使うもの。。。せこっ!その割りに双方向同期が対応してなかったり・・・マルチカレンダー対応でも同期期限が7日間だったり・・・そして大概が2番目のOutlookとのカテゴリ対応付けができない・・・

で絞られたのが

・Remote Calendars
・gSyncit

Remote Calendarsはフリーでマルチカレンダーでカテゴリ対応、Google Apps対応でほぼ要件を満たすんだけど双方向同期に難あり・・・できるみたいだけど、手順が良くわからんし、カテゴリとの対応ができないっぽい。
gSyncitはマルチカレンダー対応、Outlookのカテゴリとの対応付けOKで、対応付けしたカレンダー同士での双方向同期OK。もちろんGoogle Apps対応。とほぼ完璧なんだけど、シェアウェア。。。ただ、評価版でも機能制限はなく、Outlookの立ち上げ時に十数秒待たされるのと、シンク時に数秒待たされる。そして、定期的な自動同期が行えないという制限。我慢できるなら私の要求機能は満たされる。という事でこれを使うことにしました。


gSyncit

使い方ですが、本体のほかにインストールされている必要があるのは、

・Microsoft Outlook 2003以降
Microsoft .Net Framework 2.0
・Microsoft Office Interoperability Assemblies
OUTLOOK 2003用
OUTLOOK 2007用
です。

それでは、上記サイトより本体をダウンロードします。

ダウンロードしたら、自己責任で、インストーラを走らせて、インストールします。

そして、Outlookを立ち上げると、
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こんなダイアログが現れるので、数十秒待ちます。これが最初に書いた評価版の制限です。

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このように「Use Evaluation」がグレーアウトじゃなくなったら、ボタンを押すとOutlookが立ち上がるとともに、ツールバー上に

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こんなボタンがありますので、早速「Setting」を押します。
※もちろんバックアップは必ず取るようにしてください!!

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デフォルトで一つ空の設定があるので、それを選んで、「EDIT」を押します。

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この画面で、
Username -> googleカレンダーの登録メールアドレス
Password -> 同パスワード
Google(ATOM)CalendarFeedPath -> UsernameとPasswordが正しければ、[Select]ボタンでGogle側のカレンダーを選択できますので、そこから選ぶのが一番楽。そうかカレンダーのXMLのアドレスをコピペしてもOK。
OutlookCalenderFolder -> [Select]ボタンで同期するOutlook側のカレンダーを選択する。

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よくわからない。。。とりあえず、
Outlook to Google・・・ -> OutlookからGoogleへの同期
Google to Outlook・・・-> GoogleからOutlookへの同期
なので、双方向の場合は両方チェックでいいかと・・・
で、その他は私の場合は特にいじってません。気になる方は・・・

http://www.excite.co.jp/world/

どぞー・・・(^^;

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同期する日付の範囲の選択です。別途デフォルトは設定できるけど、カレンダー毎に変えたい場合はここで指定。デフォルトは、前後365日です。

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マルチカレンダーを双方向同期するためのキモとなる設定です。設定中のカレンダーに関連付けたいカテゴリ名を入力して、[Add Category]を押します。そして、「Only write appointments・・・」にチェックをいれ、「Assign these categories・・・」にもチェックを入れます。こうやって、作成していくと・・・Googleカレンダーに「Private」と「Bisuness」というカレンダーがあった場合にOutlook側で「プライベート」と「仕事」というカテゴリで予定を管理する場合。

Googleカレンダー Outlook
Private <-> プライベート
Business <-> 仕事

といった双方向同期が可能になります。(こういうのを待っていた!!)もちろん、Palmで行った変更をHotSyncでOutlookに反映させた場合は、Googleカレンダーにも反映される。その逆も然り。。。

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Repairタブでは[Force Resync]ボタンがあります。これは、現在の同期情報をすべて破棄して、初めて同期する状態にするもの(だと思います。)
どちらかのカレンダーをいじっていておかしくなった時に、そちら側のカレンダーを全部消して、このボタンを押してから同期すると、正しい方のカレンダーの内容がおかしくなったカレンダーに反映される(と思う・・・)

その他の設定項目だが・・・

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Sync Optionsはいじらなくていいと思う「Automatic Sync」は自動定期同期の設定だが評価版では機能しない。
Default Feed Sync Optionsではデフォルトの同期範囲を設定できる。最初は前後365日だが、個人的に過去の予定は半年あれば十分なので、上記のような設定になっている。「Fixed Date Rage」を選択すれば、いつからいつまでといった設定が可能なようだ・・・

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Generalタブでは起動時にソフトウェアの最新版をチェックするかどうかのチェックがあるだけ・・・

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Connectionタブではプロキシの設定が行える。

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Registerタブではシェアウェア登録が行える。

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Aboutではソフトウェアのバージョン情報などがみれる。

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こうして、設定が終わったら、ツールバーの「Sync」ボタンを押すと同期が始まるが・・・ここでもまたもや待ったがかかる・・・この時は4,5秒ですが・・・タダで使うには我慢我慢・・・

どうですか?できましたか?

機能的な不満はなし。同期も最初は時間がかかるが2回目以降は高速。もう、正直お金払ってもいいとは思ってるけど・・・

いや、ケチってるわけじゃないし、作者様には感謝してるけど、Googleが謹製の物をだすといってる中で、どうしても支払った後ですぐ出たなんてのが浮かぶもので・・・なんで早く謹製同期ツール出してください。もちろん出すだけじゃだめですよ。機能もこのgSyncitと同等かそれ以上のものでお願いします!

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