2006年6月8日木曜日

例の事件・・

asahi.com:「帰ったら豪憲君が死んでいた」 秋田小1事件の容疑者 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0607/TKY200606070398.html?ref=rss

この話題・・・一応私も2人の子供の親なもんで、いろいろ考えさせられます。

今マスコミは完全にあの母親を犯人扱いしてますよね・・・そして、周りも、昔からへんな人だったとか、当日行動が妙だったとか完全に犯人に仕立て上げようとしています。また、それにつられて、我々もストーリー性を求め、死亡した女児の母親が犯人・・・復讐・道連れとかで男の子も殺した、もしかして自分の子も・・・なんて考えていますよね・・・

たしかに、今の世の中、そんな事があっても不思議では無いのかも知れません。でも、親としての、希望的観測も少し入っていると思いますが、仮に、自分の子供が死んで、それが納得できない死に方で、警察に事故だと言われた親って、自分では、殺されたと思っているわけです。そして、その怒りを何処にも向けられず、そして、支えるダンナもいない・・・はっきり言って気が狂う寸前だと思います。この状況ではなんでもありだと思います。精神不安定です。そんな時、行動が変なのは当たり前です。

そして、可能性は低いとはいえ、本人は殺害は否定していますので、仮に、女の子を殺した殺人鬼がいて、男の子も殺して、この母親の家に置いたなんて事が、仮に(相当仮にですが、)あったなら、警察に言おうが、遺棄しようが、そんな事態では何してもおかしくありません。その精神状態で冷静に考えることはおそらく出来ないでしょう・・・

そして、その後マスコミの目、近所の目・・・そこら辺にうじゃうじゃいる、子供の頃に変だった奴とは異質に扱われ、さも「昔からやばかったんだよな~」的観測に変わる。そして、警察に逮捕ですよ・・・子を殺されたと思っている親が、子どもを殺したと警察に逮捕される。はっきり言って、普通の精神状態ではないと思います。供述が二転三転している。供述が曖昧。反省が感じられない。謝罪の言葉がない。当たり前です。

先にも書いたとおり、かなり可能性は低く、不快に感じる人もいるとは思いますが、親が自分の子供を殺すはずが無い・・・そして、子供を殺された(と思っている)親が、他の子を殺せるはずが無いと信じたい一心です。

ですので、警察も、一応別視点からも捜査を続けて欲しいですね。本当に我が子を殺されたと本心から思っている人間を15時間聴取して得られた供述は余り信用できないと思いますし・・・残されたものもいない・・・不安定な精神状態・・・
「もう、私がやった事でいいや!」
なんて事にもなりかねません。。。

・・・これから子供になんて言えばいいんですか?
「知らない人についていっちゃダメ!」
だけではダメなんですか?親以外・・・いや親さえも・・・
「誰も信じるな!」
って、言うしかなくなるじゃないですか・・・そんな事は絶対言いたくありません。

警察には、どうか慎重な捜査をお願いしたいですね。

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